ゆうぎつかで出会う、自然の恵み
忙しい毎日の中にいると、自然って、いつのまにか「たまに見に行くもの」になってしまう気がします。きれいだな、とか、気持ちいいな、で終わってしまうというか。でも本当は、自然ってもっと深くて、僕たちの呼吸とか、感覚とか、時間の流れそのものを整えてくれるものなんじゃないか。今回ご紹介する「源(みなもと)への招待状」は、そんなことを静かに思い出させてくれる商品だなと思いました。
この商品は、千葉県鴨川市釜沼集落にある築200年の古民家「ゆうぎつか」に泊まれる前売り宿泊チケットです。でも、ただの宿泊チケットとして見ると、少しもったいない気がするんですよね。
というのも、その先にあるのは、一千年前から雨水だけを頼りに稲作が続いてきた天水棚田の風景であり、その場所を未来へつないでいこうとする営みそのものだからです。
ゆうぎつかは、北に山を背負い、東南西にひらけた高台にあります。朝になると、太平洋の水平線からのぼる光が里山を赤く染めて、鳥の声と一緒に一日が始まるそうです。
ここは「自然がきれいな場所」というより、自然の時間がちゃんと流れている場所なんだろうなと感じます。時計に追われる時間ではなく、光や風や水で感じる時間。そういう時間の中に身を置けること自体、とても豊かなことだと思うんです。
しかも、この場所の魅力は、自然が背景ではないところにもあります。里山の土や竹、藁、石、古材や廃材を使って古民家を少しずつ再生してきたこと。棚田を守り、森を手入れしながら暮らしてきたこと。自然を消費するのではなく、自然と一緒に暮らしをつくっていく感覚が、ここにはあります。
だからこそ、ここで受け取れる「恵み」って、食べものがおいしいとか、景色がいいとか、そういうことだけではないんだと思います。
深く息ができること。
体の感覚が戻ってくること。
自分も自然の一部だったことを思い出せること。
そういうこともまた、この場所がくれる大きな恵みなんですよね。
推薦者の共感コメント
林良樹さんとは2025年のDeathフェスで知り合い、先日鴨川の小さな地球を訪問させて頂きました。 当初は日帰りの予定でしたがあまりにも居心地がよくその場で宿泊させてもらうことになりました。 今回良樹さんがこのゆうぎつかの土地と建物を未来に残していくために購入することを決断しました。その良樹さんの思いに深く共感し伴走させて頂くことになりました。是非みなさんもゆうぎつかの前売り宿泊チケットでご支援頂ければと思います。
(推薦者:高橋鉄平)